歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻7-1176 |
漢字本文 | 夏麻引海上滷乃奥洲尒鳥者簀竹跡君者音文不為 |
読み下し文 | 夏麻引く海上潟の沖つ渚に鳥はすだけど君は音もせず |
訓み | なつそびくうなかみがたのおきつすにとりはすだけどきみはおともせず |
現代語訳 | 夏の麻をとる海上潟の沖の洲に鳥は集まり騒ぐのに、あなたは何の音沙汰もない。 |
歌人 | 作者未詳 / |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 不明 |
部立 | 雑歌 |
季節 | なし |
補足 | 不明// |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】海上潟(2) 【故地名読み】うなかみがた 【現在地名】千葉県 【故地説明】『和名抄』には上総・下総両国に海上郡がある。前二項海上・海上潟(1)のいずれをさすか不明。 【地名】海上潟 【現在地名】上総国海上郡と下総国海上郡と、同じ千葉県に属しているが、東西に離れて二つの海上郡があったことが知られる。前者は東京湾に面し、」現在では市原市に属している。後者は、銚子市とそれに隣る現海上郡に当たる。 |