歌詳細

網引する海人とか見らむ飽の浦の清き荒磯を見に来しわれを

項目 内容
番号 7-1187
漢字本文 網引為海子哉見飽浦清荒礒見来吾
漢字本文(左注) 右一首、柿本朝臣人麻呂之歌集出。
読み下し文 網引する海人とか見らむ飽の浦の清き荒磯を見に来しわれを
読み下し文(左注) 右の一首は、柿本朝臣人麻呂の歌集に出づ。
訓み あびきするあまとかみらむあくのうらのきよきありそをみにこしわれを
現代語訳 網引きをする漁師と見るだろうか。飽の浦の清らかな荒磯を見に来たわたしを。
歌人 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂之歌集出】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】飽の浦
【故地名読み】あくのうら
【故地説明】所在未詳。(1)岡山市飽浦、(2)和歌山県内の「飽等の浜」に同じ、の二説がある。
【地名】飽の浦
【現在地名】所在未詳。和歌山県内の飽等の浜と同じとか、岡山市飽浦とかいう