歌詳細

白たへににほふ真土の山川にあが馬なづむ家恋ふらしも

項目 内容
番号 7-1192
漢字本文 白栲尒丹保布信土之山川尒吾馬難家戀良下
読み下し文 白たへににほふ真土の山川にあが馬なづむ家恋ふらしも
訓み しろたへににほふまつちのやまがはにあがうまなづむいへこふらしも
現代語訳 白い色に映える真土の山川にわたしの馬は行きなずむ。家の人が恋しがっているらしいよ。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 雑歌
季節 なし
補足 藤原房前/ふぢはらのふささき/
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】真土の山川
【故地名読み】まつちのやまがわ
【故地説明】真土の山と川。一説に真土の山を流れる川。いずれでも川は、金剛山中に発し真土山の西を南流し、紀ノ川に注ぐ落合川(堺川・真土川ともいう)。
【地名】真土の山川
【現在地名】金剛山中に発し、真土山の西側を南流し、吉野川の注ぐ小川