歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻2-121 |
漢字本文 | 暮去者塩満来奈武住吉乃浅鹿乃浦尒玉藻苅手名 |
読み下し文 | 夕さらば潮満ち来なむ住吉の浅香の浦に玉藻刈りてな |
訓み | ゆふさらばしほみちきなむすみのえのあさかのうらにたまもかりてな |
現代語訳 | 夕暮になると潮が満ちて来るだろう。今のうちに住吉の浅香の浦で玉藻を刈ろう。 |
歌人 | 弓削皇子 / ゆげのみこ |
歌人別名 | 皇弟, 皇弟 / すめいろと |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第2期 |
部立 | 相聞歌 |
季節 | なし |
補足 | 弓削皇子/ゆげのみこ/弓削皇子 |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】浅香の浦 【故地名読み】あさかのうら 【現在地名】大阪府 【故地説明】大阪市住吉区浅香及び、堺市浅香山町一帯にかけての地。新大和川開削で南北に分かれたが、当時はこの付近一帯に海が入りこんでいた。 【故地名】住吉 【故地名読み】すみのえ 【現在地名】大阪府大阪市住吉区 【故地説明】大阪市住吉区を中心とした一帯の地。海神をまつる住吉神社がある。当時開港場として知られていた。 【地名】住吉:浅香の浦 【現在地名】大阪市住吉区:新大和川を挟んで、北は大阪市住吉区、南は堺市北部にまたがる地域の一部をさすのであろうが、詳しくは不明 |