歌詳細

天にある日売菅原の草な刈りそね蜷の腸か黒き髪にあくたし付くも

項目 内容
番号 7-1277
漢字本文 天在日賣菅原草莫苅嫌弥那綿香烏髪飽田志付勿
読み下し文 天にある日売菅原の草な刈りそね蜷の腸か黒き髪にあくたし付くも
訓み あめにあるひめすがはらのくさなかりそねみなのわたかぐろきかみにあくたしつくも
現代語訳 天上の日ー姫菅原の草を刈らないでくれ。蜷の腸のように真黒な髪にごみが着くよ。
歌人 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ
歌体 旋頭歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂之歌集出】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】比売菅原
【故地名読み】ひめすがわら
【現在地名】大阪府大阪市
【故地説明】所在未詳。姫島の原か。→姫島 他に岐阜県可児市久々利の姫の地の原、天上にある野、普通名詞説などがある。
【地名】2日売菅原
【現在地名】天上の姫島の原か