歌詳細

夏影のつま屋の下に衣裁つ吾妹裏設けて我がため裁たばやや大に裁て

項目 内容
番号 7-1278
漢字本文 夏影房之下迩衣裁吾妹裏儲吾為裁者差大裁
読み下し文 夏影のつま屋の下に衣裁つ吾妹裏設けて我がため裁たばやや大に裁て
訓み なつかげのつまやのしたにきぬたつわぎもうらまけてあがためたたばややおほにたて
現代語訳 夏の木蔭の妻屋の内で衣を裁っている吾妹よ。心にきめて私のために裁っているのなら、やや大きく裁て。
歌人 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ
歌体 旋頭歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂之歌集出】
詠み込まれた地名 不明 / 不明