歌詳細

梓弓引津の辺なるなのりその花摘むまでに逢はざらめやもなのりその花

項目 内容
番号 7-1279
漢字本文 梓弓引津邊在莫謂花及採不相有目八方勿謂花
読み下し文 梓弓引津の辺なるなのりその花摘むまでに逢はざらめやもなのりその花
訓み あづさゆみひきつのへなるなのりそのはなつむまでにあはざらめやもなのりそのはな
現代語訳 梓弓を引く、引津のほとりのなのりその花よ。花を摘むまでは逢わないということがあろうか、なのりその花よ。
歌人 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ
歌体 旋頭歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂之歌集出】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】引津
【故地名読み】ひきつ
【現在地名】福岡県糸島郡志摩町
【故地説明】福岡県糸島郡志摩町(糸島半島の西側)の岐志から船越にかけての引津浦。船越湾、加布里湾とする説もある。
【地名】引津の辺
【現在地名】福岡県糸島郡志摩町の海岸。糸島半島の西側岐志から船越にかけての湾入か