歌詳細

うちひさす宮路を行くにわが裳は破れぬ玉の緒の思ひ委せて家にあらましを

項目 内容
番号 7-1280
漢字本文 撃日刺宮路行丹吾裳破玉緒念委家在矣
読み下し文 うちひさす宮路を行くにわが裳は破れぬ玉の緒の思ひ委せて家にあらましを
訓み うちひさすみやぢをゆくにわがもはやれぬたまのをのおもひまかせていへにあらましを
現代語訳 日の輝く宮への道を行くと、わたしの裳は破れてしまった。(玉の緒の)いっそ思いにまかせて家にいた方がよかったのに。
歌人 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ
歌体 旋頭歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂之歌集出】
詠み込まれた地名 不明 / 不明