歌詳細

水門の葦の末葉を誰か手折りしわが背子が振る手を見むとわれそ手折りし

項目 内容
番号 7-1288
漢字本文 水門葦末葉誰手折吾背子振手見我手折
読み下し文 水門の葦の末葉を誰か手折りしわが背子が振る手を見むとわれそ手折りし
訓み みなとのあしのうらばをたれかたをりしわがせこがふるてをみむとわれそたをりし
現代語訳 湊の、葦の先の葉を誰が手折ったのか。いとしいあの人が振る手を見ようと、わたしが手折ったのです。
歌人 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ
歌体 旋頭歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂之歌集出】
詠み込まれた地名 不明 / 不明