歌詳細

江林にやどる猪鹿やも求むるに良き白たへの袖巻き上げて猪鹿待つわが背

項目 内容
番号 7-1292
漢字本文 江林次宍也物求吉白栲袖纏上宍待我背
読み下し文 江林にやどる猪鹿やも求むるに良き白たへの袖巻き上げて猪鹿待つわが背
訓み えはやしにやどるししやももとむるによきしろたへのそでまきあげてししまつわがせ
現代語訳 入江の近くの林に棲む猪鹿を獲らえやすいのか。白栲の袖をまき上げて猪鹿を待っているあなたよ。
歌人 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ
歌体 旋頭歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂之歌集出】
詠み込まれた地名 不明 / 不明