歌詳細

海神の手に巻き持てる玉故に磯の浦廻に潜きするかも

項目 内容
番号 7-1301
漢字本文 海神手纏持在玉故石浦廻潜為鴨
読み下し文 海神の手に巻き持てる玉故に磯の浦廻に潜きするかも
訓み わたつみのてにまきもてるたまゆゑにいそのうらみにかづきするかも
現代語訳 海神が手に巻いて持っている玉なので、磯の浦辺で苦労して潜ることだ。
歌人 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 譬喩(譬喩歌)
季節 なし
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂之歌集出】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】磯の浦
【故地名読み】いそのうら
【故地説明】普通名詞か。地名として、和歌山市磯の浦(田倉崎東方の海浜)とする説がある。