歌詳細

岩代の浜松が枝を引き結びま幸くあらばまたかへりみむ

項目 内容
番号 巻2-141
漢字本文(部立) 挽歌
漢字本文(標目) 後岡本宮御宇天皇代〔天豊財重日足姫天皇、譲位後、即後岡本宮〕
漢字本文(題詞) 有間皇子自傷結松枝歌二首
漢字本文 磐白乃濱松之枝乎引結真幸有者亦還見武
読み下し文(部立) 挽歌
読み下し文(標目) 後岡本宮御宇天皇代〔天豊財重日足姫天皇、譲位後、即後岡本宮〕
読み下し文(題詞) 有間皇子の自ら傷みて松が枝を結べる歌二首
読み下し文 岩代の浜松が枝を引き結びま幸くあらばまたかへりみむ
訓み いはしろのはままつがえをひきむすびまさきくあらばまたかへりみむ
現代語訳(部立) 挽歌
現代語訳(標目) 挽歌
現代語訳(題詞) 挽歌
現代語訳(序文など) 挽歌
現代語訳 岩代の浜松の枝を結びあわせて祈り、もし無事であったら、またやってきて見よう。
歌人 有間皇子 / ありまのみこ
歌体 短歌
時代区分 第１期
部立 挽歌
季節 なし
補足 有間皇子/ありまのみこ/有間皇子
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】磐代の浜
【故地名読み】いわしろのはま
【現在地名】和歌山県日高郡みなべ町
【故地説明】岩代の海沿いの丘陵地（海岸台地）。
【故地名】後岡本宮
【故地名読み】のちのおかもとのみや
【現在地名】奈良県高市郡明日香村
【故地説明】斉明天皇の皇居｡舒明天皇の飛鳥岡本と同地｡
【地名】岩代
【現在地名】和歌山県日高郡みなべ町西岩代および東岩代の地