歌詳細

石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも

項目 内容
番号 8-1418
漢字本文(部立) 春雜歌
漢字本文(題詞) 志貴皇子懽御歌一首
漢字本文 石激垂見之上乃左和良妣乃毛要出春尒成来鴨
読み下し文(部立) 春雜歌
読み下し文(題詞) 志貴皇子の懽の御歌一首
読み下し文 石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも
訓み いはばしるたるみのうへのさわらびのもえいづるはるになりにけるかも
現代語訳(部立) 春雑歌
現代語訳(標目) 春雑歌
現代語訳(題詞) 春雑歌
現代語訳(序文など) 春雑歌
現代語訳 岩の上をほとばしる滝のほとりのさ蕨が萌え出る春に、なったことだなあ。
歌人 志貴皇子 / しきのみこ
歌人別名 芝基皇子, 志紀皇子, 施基皇子, 志貴親王 / しきのみこ, しきしんのう
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 春雑歌
季節
補足 志貴皇子/しきのみこ/志貴皇子
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】垂水
【故地名読み】たるみ
【故地説明】未詳。普通名詞か。地名説は、(1)大阪府吹田市垂水町付近。垂水神社があり、垂水公の居住地だったところ。(2)神戸市垂水区の地。