歌詳細
項目 | 内容 |
---|---|
番号 | 巻8-1433 |
漢字本文 | 打上佐保能河原之青柳者今者春部登成尒鶏類鴨 |
読み下し文 | うち上る佐保の川原の青柳は今は春べとなりにけるかも |
訓み | うちのぼるさほのかはらのあをやぎはいまははるべとなりにけるかも |
現代語訳 | さかのぼって見る佐保の川原の青柳は、もうすっかり春の風情となったことだなあ。 |
歌人 | 大伴坂上郎女 / おほとものさかのうへのいらつめ |
歌人別名 | 坂上郎女, 大伴郎女, 郎女, 大伴宿禰坂上郎女, 大伴氏坂上郎女, 佐保大納言卿之女, 母, 姑 |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第3期 |
部立 | 春雑歌 |
季節 | 春 |
補足 | 大伴坂上郎女/おほとものさかのうへのいらつめ/ |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】佐保の川原 【故地名読み】さほのかわら 【現在地名】奈良県奈良市 【故地説明】奈良市東方の春日山中より発し、北の山裾を迂回して、市街の北郊で吉城川をあわせ、佐保を西流し、法華寺の南で南流し、率川・能登川をあわせ、大和郡山を過ぎ、磯城郡川西町大字吐田で初瀬川に合して大和川を注ぐ川。 【地名】佐保の川 【現在地名】奈良市春日山中から出て奈良の北郊を西流し、法華寺の南で南流し大和郡山市を過ぎて大和川に注ぐ川 |