歌詳細

春の野にあさる雉の妻恋に己があたりを人に知れつつ

項目 内容
番号 8-1446
漢字本文(題詞) 大伴宿祢家持春雉歌一首
漢字本文 春野尒安佐留鴙乃妻戀尒己我當乎人尒令知管
読み下し文(題詞) 大伴宿祢家持の春の雉の歌一首
読み下し文 春の野にあさる雉の妻恋に己があたりを人に知れつつ
訓み はるののにあさるきぎしのつまごひにおのがあたりをひとにしれつつ
現代語訳 春の野に餌(え)をあさる雉は、妻恋しく鳴いては、わが居どころを人に知らせつづけて。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 春雑歌
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持【大伴宿祢家持】
詠み込まれた地名 不明 / 不明