S
M
L
万葉百科 奈良県立万葉文化館
戻る
歌詳細
前ページ
次ページ
やどにある桜の花は今もかも松風速み地に散るらむ
項目
内容
番号
巻
8
-1458
漢字本文(題詞)
厚見王贈久米女郎歌一首
漢字本文
室戸在櫻花者今毛香聞松風疾地尒落良武
読み下し文(題詞)
厚見王の久米女郎に贈れる歌一首
読み下し文
やどにある桜の花は今もかも松風速み地に散るらむ
訓み
やどにあるさくらのはなはいまもかもまつかぜはやみつちにちるらむ
現代語訳
家に咲く桜の花は、今ごろは松の風がはげしくて地に散っているだろうかなあ。
歌人
厚見王
/
あつみのおほきみ
歌体
短歌
時代区分
第4期
部立
春相聞
季節
春
補足
厚見王/あつみのおほきみ/厚見王
詠み込まれた地名
不明 / 不明