歌詳細

ほととぎす声聞く小野の秋風に萩咲きぬれや声の乏しき

項目 内容
番号 8-1468
漢字本文(題詞) 小治田廣瀬王霍公鳥歌一首
漢字本文 霍公鳥音聞小野乃秋風尒芽開礼也聲之乏寸
読み下し文(題詞) 小治田広瀬王の霍公鳥の歌一首
読み下し文 ほととぎす声聞く小野の秋風に萩咲きぬれや声の乏しき
訓み ほととぎすこゑきくをののあきかぜにはぎさきぬれやこゑのともしき
現代語訳 霍公鳥の声をきく小野の、秋風が吹いて萩が咲いたとでもいうのか、鳴き声がとぼしいことよ。
歌人 広瀬王 / ひろせのおほきみ
歌人別名 小治田広瀬王, 小治田広瀬王 / をはりだのひろせのおほきみ
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 夏雑歌
季節
補足 広瀬王/ひろせのおほきみ/広瀬王【小治田広瀬王】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】小治田
【故地名読み】おはりだ
【現在地名】奈良県高市郡明日香村
【故地説明】奈良県高市郡明日香村の飛鳥地方北部の地。3260は一説に尾張国山田郡(愛知県西春日井郡より名古屋市・愛知郡の一部を含む地)。