歌詳細

もののふの磐瀬の社のほととぎす今も鳴かぬか山の常陰に

項目 内容
番号 8-1470
漢字本文(題詞) 刀理宣令歌一首
漢字本文 物部乃石瀬之社乃霍公鳥今毛鳴奴香山之常影尒
読み下し文(題詞) 刀理宣令の歌一首
読み下し文 もののふの磐瀬の社のほととぎす今も鳴かぬか山の常陰に
訓み もののふのいはせのもりのほととぎすいまもなかぬかやまのとかげに
現代語訳 もののふの磐瀬の霍公鳥よ。今も鳴いてほしい。山のいつも陰になっているところで。
歌人 土理宣令 / とりのせんりやう
歌人別名 刀理宣令
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 夏雑歌
季節
補足 土理宣令/とりのせんりやう/土理宣令【刀理宣令】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】磐瀬の杜
【故地名読み】いわせのもり
【現在地名】奈良県生駒郡
【故地説明】龍田地方、(奈良県生駒郡)にあった森、位置未詳。(1)斑鳩町龍田の西南、同町稲葉車瀬にある杜(俗称シホダの森)。(2)三郷町大字立野の大和川北岸の森。他に飛鳥説など。
【地名】磐瀬の社
【現在地名】所在未詳