歌詳細

卯の花もいまだ咲かねばほととぎす佐保の山辺に来鳴きとよもす

項目 内容
番号 8-1477
漢字本文(題詞) 大伴家持霍公鳥歌一首
漢字本文 宇能花毛未開者霍公鳥佐保乃山邊来鳴令響
読み下し文(題詞) 大伴家持の霍公鳥の歌一首
読み下し文 卯の花もいまだ咲かねばほととぎす佐保の山辺に来鳴きとよもす
訓み うのはなもいまださかねばほととぎすさほのやまへにきなきとよもす
現代語訳 卯の花もまだ咲かないので、霍公鳥だけが佐保の山辺に来て鳴き声を響かせていることだ。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 夏雑歌
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持【大伴宿祢家持】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】佐保の山
【故地名読み】さほのやま
【現在地名】奈良県奈良市
【故地説明】佐保山に同じ。
【地名】佐保
【現在地名】奈良市北部佐保川の北岸