歌詳細

卯の花の過ぎば惜しみかほととぎす雨間も置かずこゆ鳴き渡る

項目 内容
番号 8-1491
漢字本文(題詞) 大伴家持雨日聞霍公鳥喧歌一首
漢字本文 宇乃花能過者惜香霍公鳥雨間毛不置従此間喧渡
読み下し文(題詞) 大伴家持の、雨の日に霍公鳥の喧くを聞ける歌一首
読み下し文 卯の花の過ぎば惜しみかほととぎす雨間も置かずこゆ鳴き渡る
訓み うのはなのすぎばをしみかほととぎすあままもおかずこゆなきわたる
現代語訳 卯の花が散ったら惜しいと思ってか、霍公鳥は雨の間も絶えずこのあたりを鳴き渡っているよ。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 夏雑歌
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持【大伴宿祢家持】
詠み込まれた地名 不明 / 不明