歌詳細

夏の野の繁みに咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものそ

項目 内容
番号 8-1500
漢字本文(題詞) 大伴坂上郎女歌一首
漢字本文 夏野乃繁見丹開有姫由理乃不所知恋者苦物曽
読み下し文(題詞) 大伴坂上郎女の歌一首
読み下し文 夏の野の繁みに咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものそ
訓み なつのののしげみにさけるひめゆりのしらえぬこひはくるしきものそ
現代語訳 夏草の繁る野の底に咲いている姫百合のように、人知れず思う恋はつらいものです。
歌人 大伴坂上郎女 / おほとものさかのうへのいらつめ
歌人別名 坂上郎女, 大伴郎女, 郎女, 大伴宿禰坂上郎女, 大伴氏坂上郎女, 佐保大納言卿之女, 母, 姑
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 夏相聞
季節
補足 大伴坂上郎女/おほとものさかのうへのいらつめ/坂上郎女
詠み込まれた地名 不明 / 不明