歌詳細

夕されば小倉の山に鳴く鹿は今夜は鳴かず寝ねにけらしも

項目 内容
番号 8-1511
漢字本文(部立) 秋雜歌
漢字本文(題詞) 崗本天皇御製歌一首
漢字本文 暮去者小倉乃山尒鳴鹿者今夜波不鳴寐宿家良思母
読み下し文(部立) 秋雜歌
読み下し文(題詞) 崗本天皇の御製歌一首
読み下し文 夕されば小倉の山に鳴く鹿は今夜は鳴かず寝ねにけらしも
訓み ゆふさればをぐらのやまになくしかはこよひはなかずいねにけらしも
現代語訳(部立) 秋雑歌
現代語訳(標目) 秋雑歌
現代語訳(題詞) 秋雑歌
現代語訳(序文など) 秋雑歌
現代語訳 夕方になると小倉の山で鳴く鹿は、今夜は鳴かない。もう寝てしまったらしいなあ。
歌人 崗本天皇 / をかもとのすめらみこと
歌体 短歌
時代区分 第1期
部立 秋雑歌
季節
補足 岡本天皇:舒明天皇/をかもとのてんわう/舒明天皇
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】岡本
【故地名読み】おかもと
【現在地名】奈良県高市郡明日香村
【故地説明】→明日香の岡本宮(舒明天皇の皇居。「高市岡本宮」ともいう。宮址未詳。明日香村雷付近、または同村奥山付近か。)
【故地名】小倉の山
【故地名読み】おぐらのやま
【現在地名】奈良県桜井市
【故地説明】奈良県桜井市の中、所在未詳。(1)忍阪山。(2)倉橋上方の多武峰の端山。(3)今井谷と高尾の西大字境界のアイザカ境付近。
【地名】小倉の山
【現在地名】所在未詳