歌詳細

夕月夜心もしのに白露の置くこの庭にこほろぎ鳴くも

項目 内容
番号 巻8-1552
漢字本文(題詞) 湯原王蟋蟀歌一首
漢字本文 暮月夜心毛思努尒白露乃置此庭尒蟋蟀鳴毛
読み下し文(題詞) 湯原王の蟋蟀の歌一首
読み下し文 夕月夜心もしのに白露の置くこの庭にこほろぎ鳴くも
訓み ゆふづくよこころもしのにしらつゆのおくこのにはにこほろぎなくも
現代語訳 夕月の照る夜、心もしなえるように白露の置くこの庭に、蟋蟀が鳴くことよ。
歌人 湯原王 / ゆはらのおほきみ
歌人別名 志貴皇子之子
歌体 短歌
時代区分 第３期
部立 秋雑歌
季節 秋
補足 湯原王/ゆはらのおほきみ/湯原王
詠み込まれた地名 不明 / 不明