歌詳細

秋田刈る仮廬もいまだ壊たねば雁が音寒し霜も置きぬがに

項目 内容
番号 8-1556
漢字本文(題詞) 忌部首黒麻呂歌一首
漢字本文 秋田苅借廬毛未壊者鴈鳴寒霜毛置奴我二
読み下し文(題詞) 忌部首黒麻呂の歌一首
読み下し文 秋田刈る仮廬もいまだ壊たねば雁が音寒し霜も置きぬがに
訓み あきたかるかりほもいまだこほたねばかりがねさむししももおきぬがに
現代語訳 秋の田を刈るためのいおりもまだとりこわしていないのに、早くも雁が寒々と鳴く。その上霜まで置きそうに。
歌人 忌部首黒麻呂 / いむべのおびとくろまろ
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 秋雑歌
季節
補足 忌部黒麻呂/いむべのくろまろ/忌部黒麻呂【忌部首黒麻呂】
詠み込まれた地名 不明 / 不明