歌詳細

雲隠り鳴くなる雁の行きて居む秋田の穂立繁くし思ほゆ

項目 内容
番号 8-1567
漢字本文 雲隠鳴奈流鴈之去而将居秋田之穂立繁之所念
読み下し文 雲隠り鳴くなる雁の行きて居む秋田の穂立繁くし思ほゆ
訓み くもがくりなくなるかりのゆきてゐむあきたのほたちしげくしおもほゆ
現代語訳 雲に隠れて鳴くらしい雁が飛んでいったろう秋田の穂立ちが繁きごとく、心にしげく雁が思われるよ。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 秋雑歌
季節
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持【大伴宿祢家持】
詠み込まれた地名 不明 / 不明