歌詳細

この丘に雄鹿踏み起こしうかねらひかもかもすらく君故にこそ

項目 内容
番号 8-1576
漢字本文 此岳尒小牡鹿履起宇加埿良比可聞可聞為良久君故尒許曽
漢字本文(左注) 右一首、長門守巨曽倍朝臣津嶋
読み下し文 この丘に雄鹿踏み起こしうかねらひかもかもすらく君故にこそ
読み下し文(左注) 右の一首は、長門守巨曽倍朝臣津島
訓み このをかにをしかふみおこしうかねらひかもかもすらくきみゆゑにこそ
現代語訳 この岳に踏み込んでは男鹿を起こしたて、窺い狙うように、あれこれとするのもあなたゆえのことです。
歌人 巨曽倍朝臣津島 / こそべのあそみつしま
歌人別名 巨曽倍対馬朝臣
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 秋雑歌
季節
補足 巨曽倍津嶋/こそへのつしま/巨曽倍津嶋【巨曽倍朝臣津嶋】
詠み込まれた地名 平城京 / 奈良
関連地名 【故地名】長門
【故地名読み】ながと
【現在地名】山口県
【故地説明】国名。山口県の西部及び北部。