歌詳細

もみち葉を散らまく惜しみ手折り来て今夜かざしつ何か思はむ

項目 内容
番号 8-1586
漢字本文 黄葉乎落巻惜見手折来而今夜插頭津何物可将念
漢字本文(左注) 右一首、縣犬養宿祢持男
読み下し文 もみち葉を散らまく惜しみ手折り来て今夜かざしつ何か思はむ
読み下し文(左注) 右の一首は、県犬養宿祢持男
訓み もみちばをちらまくをしみたをりきてこよひかざしつなにかおもはむ
現代語訳 黄葉を、散ることを惜しんで手折って来、今夜かざしにした。もう何も心配することはない。
歌人 県犬養宿禰持男 / あがたのいぬかひのすくねもちを
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 秋雑歌
季節
補足 県犬養持男/あがたいぬかひのもちを/県犬養持男【県犬養宿祢持男】
詠み込まれた地名 平城京 / 奈良