歌詳細

十月しぐれに逢へるもみち葉の吹かば散りなむ風のまにまに

項目 内容
番号 8-1590
漢字本文 十月鍾礼尒相有黄葉乃吹者将落風之随
漢字本文(左注) 右一首、大伴宿祢池主
読み下し文 十月しぐれに逢へるもみち葉の吹かば散りなむ風のまにまに
読み下し文(左注) 右の一首は、大伴宿祢池主
訓み かむなづきしぐれにあへるもみちばのふかばちりなむかぜのまにまに
現代語訳 十月の時雨にあった黄葉は、風が吹くとたやすく散ってしまうだろう。その風のまにまに。
歌人 大伴宿禰池主 / おほとものすくねいけぬし
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 秋雑歌
季節
補足 大伴池主/おほとものいけぬし/大伴池主【大伴宿祢池主】
詠み込まれた地名 平城京 / 奈良