歌詳細

秋萩の枝もとををに置く露の消なば消ぬとも色に出でめやも

項目 内容
番号 8-1595
漢字本文(題詞) 大伴宿祢像見歌一首
漢字本文 秋芽子乃枝毛十尾二降露乃消者雖消色出目八方
読み下し文(題詞) 大伴宿祢像見の歌一首
読み下し文 秋萩の枝もとををに置く露の消なば消ぬとも色に出でめやも
訓み あきはぎのえだもとををにおくつゆのけなばけぬともいろにいでめやも
現代語訳 秋萩の枝もたわわに置く露のように、消えるなら消えてもよい。消えこそすれ色に出すことなどどうしてあろうか。
歌人 大伴宿禰像見 / おほとものすくねかたみ
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 秋雑歌
季節
補足 大伴像見/おほとものかたみ/大伴像見【大伴宿祢像見】
詠み込まれた地名 不明 / 不明