歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻8-1610 |
漢字本文(題詞) | 丹生女王贈大宰帥大伴卿歌一首 |
漢字本文 | 高円之秋野上乃瞿麦之花丁壮香見人之插頭師瞿麦之花 |
読み下し文(題詞) | 丹生女王の大宰帥大伴卿に贈れる歌一首 |
読み下し文 | 高円の秋の野の上のなでしこの花うら若み人のかざししなでしこの花 |
訓み | たかまとのあきののうへのなでしこのはなうらわかみひとのかざししなでしこのはな |
現代語訳 | 高円の野のほとりのなでしこの花よ。ほんのりと初々しいので人が折って挿頭にしたなでしこの花よ。 |
歌人 | 丹生女王 / にふのおほきみ |
歌体 | 旋頭歌 |
時代区分 | 第3期 |
部立 | 秋相聞 |
季節 | 秋 |
補足 | 丹生女王/にふのおほきみ/丹生女王 |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】高円 【故地名読み】たかまと 【現在地名】奈良県奈良市 【故地説明】奈良市白毫寺町(町内に通称高円町がある)・鹿野園町など一帯の地。平城京東郊、春日の南に続く地域。表記「高松」のものは一説にタカマツと訓み、愛知県一宮市萩原町高松の地。 【地名】高円 【現在地名】奈良市の東南、春日山の南に続く地 |