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万葉百科 奈良県立万葉文化館
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歌詳細
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秋萩に置きたる露の風吹きて落つる涙は留めかねつも
項目
内容
番号
巻
8
-1617
漢字本文(題詞)
山口女王贈大伴宿祢家持歌一首
漢字本文
秋芽子尒置有露乃風吹而落涙者留不勝都毛
読み下し文(題詞)
山口女王の大伴宿祢家持に贈れる歌一首
読み下し文
秋萩に置きたる露の風吹きて落つる涙は留めかねつも
訓み
あきはぎにおきたるつゆのかぜふきておつるなみたはとどめかねつも
現代語訳
秋萩に置いた露の、風が吹いて落ちるように、落ちる涙はとどめることができません。
歌人
山口女王
/
やまぐちのおほきみ
歌体
短歌
時代区分
第4期
部立
秋相聞
季節
秋
補足
山口女王/やまぐちのおほきみ/山口女王
詠み込まれた地名
不明 / 不明