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万葉百科 奈良県立万葉文化館
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歌詳細
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朝霧に濡れにし衣干さずして独りか君が山道越ゆらむ
項目
内容
番号
巻
9
-1666
漢字本文
朝霧尒沾尒之衣不干而一哉君之山道将越
漢字本文(左注)
右二首、作者未詳
読み下し文
朝霧に濡れにし衣干さずして独りか君が山道越ゆらむ
読み下し文(左注)
右の二首は、作者いまだ詳らかならず。
訓み
あさぎりにぬれにしころもほさずしてひとりかきみがやまぢこゆらむ
現代語訳
朝の霧に濡れた衣を乾かすこともなく、一人であの人は山道を越えているだろうか。
歌人
作者未詳
/
歌体
短歌
時代区分
不明
部立
雑歌
季節
冬
補足
不明//
詠み込まれた地名
紀伊 / 和歌山