歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻9-1675 |
漢字本文 | 藤白之三坂乎越跡白栲之我衣手者所沾香裳 |
読み下し文 | 藤白のみ坂を越ゆと白たへの我が衣手は濡れにけるかも |
訓み | ふぢしろのみさかをこゆとしろたへのわがころもではぬれにけるかも |
現代語訳 | 藤白のみ坂を越えようとして、白妙の衣の袖は涙に濡れたことだ。 |
歌人 | 作者未詳 / |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第2期 |
部立 | 雑歌 |
季節 | 冬 |
補足 | 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/ |
詠み込まれた地名 | 紀伊 / 和歌山 |
関連地名 | 【故地名】藤白のみ坂 【故地名読み】ふじしろのみさか 【現在地名】和歌山県 【故地説明】和歌山県海南市藤白から海草郡下津町橘本に越える坂。斉明天皇4(658)年有間皇子の絞所された処。麓に藤白神社が、峠の登り口に近年の墓標と歌碑がある。 【地名】藤白 【現在地名】和歌山県南海市藤白の南部にある坂 |