歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻9-1680 |
漢字本文(題詞) | 後人歌二首 |
漢字本文 | 朝裳吉木方往君我信土山越濫今日曽雨莫零根 |
読み下し文(題詞) | 後の人の歌二首 |
読み下し文 | あさもよし紀伊へ行く君が真土山越ゆらむ今日そ雨な降りそね |
訓み | あさもよしきへゆくきみがまつちやまこゆらむけふそあめなふりそね |
現代語訳 | 麻裳のよい紀の国へ旅するあなたが、信土山を越えるだろう今日こそ、雨よ降るな。 |
歌人 | 後人 (4) / のちのひと |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第2期 |
部立 | 雑歌 |
季節 | なし |
補足 | 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/ |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】紀(紀伊) 【故地名読み】き 【故地説明】国名。和歌山県と三重県の南、北牟婁の地。 【故地名】真土山 【故地名読み】まつちやま 【故地説明】奈良県五條市上野町から和歌山県橋本市隅田町真土に越える山(待乳峠)、葛城山脈南端の端山(160メートル)、大和と紀伊の境。 【地名】紀伊:真土山 【現在地名】奈良県五條市上野町から和歌山県橋本市隅田町真土に越える山 |