歌詳細

秋風に山吹の瀬のなるなへに天雲翔る雁に逢へるかも

項目 内容
番号 9-1700
漢字本文 金風山吹瀬乃響苗天雲翔鴈相鴨
読み下し文 秋風に山吹の瀬のなるなへに天雲翔る雁に逢へるかも
訓み あきかぜにやまぶきのせのなるなへにあまくもかけるかりにあへるかも
現代語訳 秋風に山吹の瀬が高鳴る音を聞くとともに、天上には雲翔ける雁を見かけることだ。
歌人 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂之歌集】
詠み込まれた地名 山城 / 京都
関連地名 【故地名】山吹の瀬
【故地名読み】やまぶきのせ
【現在地名】京都府宇治市
【故地説明】京都府宇治市宇治橋付近の宇治川の河畔の地か。普通名詞説もある。