歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻9-1707 |
漢字本文(題詞) | 鷺坂作歌一首 |
漢字本文 | 山代久世乃鷺坂自神代春者張乍秋者散来 |
読み下し文(題詞) | 鷺坂にして作れる歌一首 |
読み下し文 | 山背の久世の鷺坂神代より春は萌りつつ秋は散りけり |
訓み | やましろのくせのさぎさかかみよよりはるははりつつあきはちりけり |
現代語訳 | 山城の久世の鷺坂よ。神代の昔から久しく春は芽ぶきつづけ、秋は葉を散らして来たことだ。 |
歌人 | 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第2期 |
部立 | 雑歌 |
季節 | なし |
補足 | 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂之歌集】 |
詠み込まれた地名 | 山城 / 京都 |
関連地名 | 【故地名】久世 【故地名読み】くせ 【現在地名】京都府 【故地説明】山城国の郡名。京都府久世郡・城陽市および宇治市の南部の地。 【故地名】鷺坂 【故地名読み】さぎさか 【現在地名】京都府城陽市 【故地説明】京都府城陽市大字久世の久世神社の東の丘陵の宇治へ通じる古道の坂。 【故地名】山背 【故地名読み】やましろ 【現在地名】京都府 【故地説明】国名。京都府の南部、京都・宇治・城陽・京田辺の四市及び乙訓・久世・綴喜・相楽の諸郡をいう。 【地名】山背:久世 【現在地名】国名。京都市・宇治市・城陽市および乙訓・久世・綴喜・相楽の諸郡をいう:山城国の旧郡名。現在の京都市南区・伏見区の一部、城陽市および現久世郡(久御山町)に当たる。 |