歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻9-1710 |
漢字本文 | 吾妹児之赤裳埿塗而殖之田乎苅将蔵倉無之浜 |
読み下し文 | 吾妹子が赤裳ひづちて植ゑし田を刈りて収めむ倉無の浜 |
訓み | わぎもこがあかもひづちてうゑしたをかりてをさめむくらなしのはま |
現代語訳 | いとしい子が赤い裳を濡らして植えた田を、刈って収めるような倉の、倉無しの浜よ。 |
歌人 | 柿本朝臣人麻呂 / かきのもとのあそみひとまろ |
歌人別名 | 人麻呂 |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第2期 |
部立 | 雑歌 |
季節 | なし |
補足 | 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本朝臣人麻呂 |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】倉無の浜 【故地名読み】くらなしのはま 【現在地名】大分県中津市 【故地説明】所在未詳。一説に大分県中津市大字角木(南部は竜王町、北部は闇無町と称される)の闇無浜(竜王浜ともいう)。闇無浜神社が山国川河口右岸(通称竜王町)にある。 【地名】倉無の浜 【現在地名】大分県中津市竜王町の浜。竜王の浜ともいい、もと豊日別宮、現在闇無浜神社と呼ばれる社がある。 |