歌詳細

暁の夢に見えつつ梶島の磯越す波のしきてし思ほゆ

項目 内容
番号 9-1729
漢字本文(題詞) 宇合卿歌三首
漢字本文 暁之夢所見乍梶嶋乃石超浪之敷弖志所念
読み下し文(題詞) 宇合卿の歌三首
読み下し文 暁の夢に見えつつ梶島の磯越す波のしきてし思ほゆ
訓み あかときのいめにみえつつかぢしまのいそこすなみのしきてしおもほゆ
現代語訳 明け方の夢に見えつづけて、梶島の磯を越す波のように、しきりに思われることよ。
歌人 藤原朝臣宇合 / ふぢはらのあそみうまかひ
歌人別名 宇合卿, 宇合卿, 藤原宇合, 藤原宇合卿, 藤原宇合大夫, 西海道節度使 / うまかひのまへつきみ
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 藤原宇合/ふぢはらのうまかひ/藤原宇合【宇合卿】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】梶島
【故地名読み】かじしま
【現在地名】福岡県宗像郡玄海町
【故地説明】所在未詳。福岡県宗像郡玄海町大字神湊の勝島(港の沖にある島)か。一説に愛知県幡豆郡吉良町宮崎の岬に近い小島。
【地名】梶島
【現在地名】所在未詳