歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻9-1735 |
漢字本文(題詞) | 伊保麻呂歌一首 |
漢字本文 | 吾疊三重乃河原之礒裏尒如是鴨跡鳴河蝦可物 |
読み下し文(題詞) | 伊保麻呂の歌一首 |
読み下し文 | 我が畳三重の川原の磯の裏にかくしもがもと鳴くかはづかも |
訓み | わがたたみみへのかはらのいそのうらにかくしもがもとなくかはづかも |
現代語訳 | わが畳を三重に重ねる三重川の川原の岩にかくれて、「がも」――こうしてありたいと鳴く河蝦よ。 |
歌人 | 伊保麻呂 / いほまろ |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 不明 |
部立 | 雑歌 |
季節 | なし |
補足 | 伊保麻呂/いほまろ/伊保麻呂 |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】三重の川原 【故地名読み】みえのかわら 【現在地名】三重県四日市市 【故地説明】四日市市の内部川の河原。川は市の西境、鈴鹿山脈の鎌ヶ岳に発して東南流し、市の南部の塩浜で伊勢湾に注ぐ。 【地名】三重の川原 【現在地名】三重川の河原。三重川は内部川。三重県四日市市の塩浜で伊勢湾に注ぐ。 |