歌詳細

我が行きは七日は過ぎじ竜田彦ゆめこの花を風にな散らし

項目 内容
番号 9-1748
漢字本文(題詞) 反歌
漢字本文 吾去者七日者不過龍田彦勤此花乎風尒莫落
読み下し文(題詞) 反歌
読み下し文 我が行きは七日は過ぎじ竜田彦ゆめこの花を風にな散らし
訓み わがゆきはなぬかはすぎじたつたひこゆめこのはなをかぜになちらし
現代語訳 われわれの旅は七日以上にはなるまい。だから龍田彦よ、けっしてこの花を風に散らすな。
歌人 高橋連虫麻呂歌集 / たかはしのむらじむしまろのかしふ
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 雑歌
季節
補足 高橋虫麻呂/たかはしのむしまろ/高橋虫麻呂【高橋連虫麻呂歌集】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】龍田
【故地名読み】たつた
【現在地名】奈良県生駒郡
【故地説明】奈良県生駒郡三郷町立野の龍田本宮周辺から斑鳩町の西南部(もと龍田町)あたり一帯。
【地名】3竜田
【現在地名】奈良県生駒郡三郷町立野の竜田本宮西方の山。ただし今日その名の山はなく、信貴山の南から大阪府柏原市にまたがる山地一帯を総称していう。