歌詳細

かき霧らし雨の降る夜をほととぎす鳴きて行くなりあはれその鳥

項目 内容
番号 9-1756
漢字本文(題詞) 反歌
漢字本文 掻霧之雨零夜乎霍公鳥鳴而去成𪫧怜其鳥
読み下し文(題詞) 反歌
読み下し文 かき霧らし雨の降る夜をほととぎす鳴きて行くなりあはれその鳥
訓み かききらしあめのふるよをほととぎすなきてゆくなりあはれそのとり
現代語訳 夜空もくらくして雨の降る夜を、霍公鳥は鳴いていくようである。ああその鳥よ。
歌人 高橋連虫麻呂歌集 / たかはしのむらじむしまろのかしふ
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 雑歌
季節 なし
補足 高橋虫麻呂/たかはしのむしまろ/高橋虫麻呂【高橋連虫麻呂歌集】
詠み込まれた地名 不明 / 不明