歌詳細

玉かぎる夕さり来れば猟人の弓月が岳に霞たなびく

項目 内容
番号 10-1816
漢字本文 玉蜻夕去来者佐豆人之弓月我高荷霞霏霺
読み下し文 玉かぎる夕さり来れば猟人の弓月が岳に霞たなびく
訓み たまかぎるゆふさりくればさつひとのゆつきがたけにかすみたなびく
現代語訳 玉のほのかに輝くような夕方がおとずれると、狩人(かりゅうど)の弓――弓月が嶽に霞がたなびくことよ。
歌人 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 春雑歌
季節
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂歌集】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】弓月が岳
【故地名読み】ゆつきがたけ
【現在地名】奈良県桜井市
【故地説明】奈良県桜井市穴師の巻向山の峰。東南方(567メートル)、西北方(565メートル)の2つの頂のいずれか。
【地名】弓月が岳
【現在地名】奈良県桜井市三輪の東北方にある山