歌詳細

児らが名にかけの宜しき朝妻の片山崖に霞たなびく

項目 内容
番号 10-1818
漢字本文 子等名丹關之宜朝妻之片山木之尒霞多奈引
漢字本文(左注) 右、柿本朝臣人麻呂歌集出。
読み下し文 児らが名にかけの宜しき朝妻の片山崖に霞たなびく
読み下し文(左注) 右は、柿本朝臣人麻呂の歌集に出づ。
訓み こらがなにかけのよろしきあさづまのかたやまぎしにかすみたなびく
現代語訳 いとしい子を名づけてよぶのもうれしい朝妻の、その山の岸に霞がたなびくよ。
歌人 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 春雑歌
季節
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂歌集】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】朝妻
【故地名読み】あさづま
【現在地名】奈良県御所市
【故地説明】奈良県御所市大字朝妻の地。金剛山の東麓にあたる。