歌詳細

紫草の根延ふ横野の春野には君をかけつつうぐひす鳴くも

項目 内容
番号 10-1825
漢字本文 紫之根延横野之春之庭君乎懸管鴬名雲
読み下し文 紫草の根延ふ横野の春野には君をかけつつうぐひす鳴くも
訓み むらさきのねはふよこののはるのにはきみをかけつつうぐひすなくも
現代語訳 紫草が根をのばす横野が春の野面となると、あの人を心にかけるかのように鶯が鳴きつづけることよ。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 春雑歌
季節
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】横野
【故地名読み】よこの
【現在地名】大阪府大阪市
【故地説明】細長い野の意の普通名詞か。一説に地名として大阪市生野区巽西3丁目9番2号の式内横野神社跡の碑のある付近の野。