歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻10-1896 |
漢字本文 | 春去為垂柳十緒妹心乗在鴨 |
漢字本文(左注) | 右、柿本朝臣人麻呂歌集出。 |
読み下し文 | 春さればしだり柳のとををにも妹は心に乗りにけるかも |
読み下し文(左注) | 右は、柿本朝臣人麻呂の歌集に出づ。 |
訓み | はるさればしだりやなぎのとををにもいもはこころにのりにけるかも |
現代語訳 | 春になると枝を垂れるしだれ柳の枝が撓むように、あの子は私の心をたわめて乗ったことだ。 |
歌人 | 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第2期 |
部立 | 春相聞 |
季節 | 春 |
補足 | 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂歌集】 |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |