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万葉百科 奈良県立万葉文化館
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歌詳細
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春されば卯の花腐し我が越えし妹が垣間は荒れにけるかも
項目
内容
番号
巻
10
-1899
漢字本文(題詞)
寄花
漢字本文
春去者宇乃花具多思吾越之妹我垣間者荒来鴨
読み下し文(題詞)
花に寄せたる
読み下し文
春されば卯の花腐し我が越えし妹が垣間は荒れにけるかも
訓み
はるさればうのはなぐたしわがこえしいもがかきまはあれにけるかも
現代語訳
春になると卯の花を腐らせて春雨が降り、昔私の越えた妻の家の垣の間は、今荒れてしまったなあ。
歌人
作者未詳
/
歌体
短歌
時代区分
不明
部立
春相聞
季節
春
補足
不明//
詠み込まれた地名
不明 / 不明