歌詳細

ひぐらしは時と鳴けども恋ふるにしたわやめ我は時わかず泣く

項目 内容
番号 10-1982
漢字本文(題詞) 寄蝉
漢字本文 日倉足者時常雖鳴於戀手弱女我者不定哭
読み下し文(題詞) 蝉に寄せたる
読み下し文 ひぐらしは時と鳴けども恋ふるにしたわやめ我は時わかず泣く
訓み ひぐらしはときとなけどもこふるにしたわやめわれはときわかずなく
現代語訳 晩蝉は物悲しく鳴くといっても、鳴く時を定めて鳴く。だが、人恋しくて手弱女の私は時を分かたず泣くことだ。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 夏相聞
季節
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明