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万葉百科 奈良県立万葉文化館
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歌詳細
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片搓りに糸をそ我が搓る我が背子が花橘を貫かむと思ひて
項目
内容
番号
巻
10
-1987
漢字本文(題詞)
寄花
漢字本文
片搓尒糸■(口+刂)曽吾搓吾背兒之花橘乎将貫跡母日手
読み下し文(題詞)
花に寄せたる
読み下し文
片搓りに糸をそ我が搓る我が背子が花橘を貫かむと思ひて
訓み
かたよりにいとをそあがよるわがせこがはなたちばなをぬかむとおもひて
現代語訳
私だけの片思いで、片よりに糸をよる。あの人の家の花橘を玉にぬこうと思って。
歌人
作者未詳
/
歌体
短歌
時代区分
不明
部立
夏相聞
季節
夏
補足
不明//
詠み込まれた地名
不明 / 不明