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万葉百科 奈良県立万葉文化館
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歌詳細
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さ雄鹿の妻問ふ時に月を良み雁が音聞こゆ今し来らしも
項目
内容
番号
巻
10
-2131
漢字本文
左小壯鹿之妻問時尒月乎吉三切木四之泣所聞今時来等霜
読み下し文
さ雄鹿の妻問ふ時に月を良み雁が音聞こゆ今し来らしも
訓み
さをしかのつまどふときにつきをよみかりがねきこゆいましくらしも
現代語訳
男鹿が妻を求めて鳴く折しも、月が美しいので鳴く雁の声が聞こえる。今しも雁がやって来たらしいよ。
歌人
作者未詳
/
歌体
短歌
時代区分
不明
部立
秋雑歌
季節
秋
補足
不明//
詠み込まれた地名
不明 / 不明