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万葉百科 奈良県立万葉文化館
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歌詳細
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つとに行く雁の鳴く音はわがごとく物思へかも声の悲しき
項目
内容
番号
巻
10
-2137
漢字本文
朝尒往鴈之鳴音者如吾物念可毛聲之悲
読み下し文
つとに行く雁の鳴く音はわがごとく物思へかも声の悲しき
訓み
つとにゆくかりのなくねはわがごとくものおもへかもこゑのかなしき
現代語訳
朝の空を飛んでいく雁の鳴き声は、私と同じく物思いをするからか、声が悲しいことよ。
歌人
作者未詳
/
歌体
短歌
時代区分
不明
部立
秋雑歌
季節
秋
補足
不明//
詠み込まれた地名
不明 / 不明